暦の言葉
1月
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■睦月(むつき)■

親しみ睦み合って交誼を暖める月。

■二十四節気■

立春=りっしゅん(2月24日頃)   雨水=うすい(2月19日頃)
2月
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■如月(きさらぎ)■

寒くて更に衣を着る(衣更着=きぬさらぎ)からきている言葉。

または、草木が芽を張り出す月で、木草(きくさ)はり月からきた言葉とも伝えられている。

■二十四節気■

啓蟄=けいちつ(3月6日頃)   春分=しゅんぶん(3月21日)
3月
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■弥生(やよい)■

草木がいよいよ生い茂る月

■二十四節気■

清明=清明(4月5日頃)   穀雨=こくう(4月20日頃)
4月
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■卯月(うづき)■

卯の花が咲く月であるので、うの花月というところからきている。

(卯の花というのは四月(うづき)に咲くから卯の花というのである、という説もある)

■二十四節気■

立夏=りっか(5月5日頃)   小満=しょうまん(5月21日頃)
5月
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■皐月(さつき)■

五月と書いて、(さ)と訓じている。

田植えのことを佐というから佐月、あるいは早苗(さなえ)月からさつき、という説がある。

■二十四節気■

芒種=ぼうしゅ(6月6日頃)   夏至=げし(6月21日頃)
6月
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■水無月(みなづき)■

田植えも済み、田毎に水をたたえているから水月(みなづき)、あるいは

かみなり月の上下の二字を略したものとも言われている。

(梅雨も終わって、水も枯れるから付けられた名という説もある)
7月
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■文月(ふづき)■

この月は、稲が穂をふくむ月であるという意味から、ほふふみ月、あるいは

穂見月というように稲の穂に関係した由来が説かれている。

■二十四節気■

立秋=りっしゅう(8月7日頃)   処暑=しょしょ(8月23日頃)

8月
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■葉月(はづき)■

木の葉がもみじして落ちるから葉おち月、それが葉月となった、

黄葉のときになるから等の説がある。

■二十四節気■

白露=はくろ(9月7日頃)   秋分=しゅうぶん(9月23日頃)

9月
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■長月(ながつき)■

夜がようやく長くなるので夜長月、それが単に長月となったという説がある。

■二十四節気■

寒露=かんろ(10月8日頃)   霜降=そうこう(10月23日頃)
10月
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■神無月(かんなづき)■

諸国の神々が出雲国へ集まって、出雲以外の国々には神様が不在となるので

神無し月、そこからかみなづき(神無月=かんなづき)となった。

■二十四節気■

立冬=りっとう(11月7日頃)   小雪=しょうせつ(11月22日頃)
11月
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■霜月(しもつき)■

霜がしきりに降るゆえに、しもふり月と言ったことからこの言葉がきている。

■二十四節気■

大雪=たいせつ(12月7日頃)   冬至=とうじ(12月22日頃)
12月
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■師走(しはす)■

(し)は、歳のことであり、(はす)は、はつ、すなわち歳果つ(としはつ)から転じて、

しはすとなったという説がある。

■二十四節気■

小寒=しょうかん(1月5日頃)   大寒=だいかん(1月20日頃)
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